小さなアスリートの挑戦2
※6月24日「小さなアスリートの挑戦」の続き☆
小さなアスリートは、翌朝、目を覚ますと
しばらく遊んだあと
誰に言われるでもなく自らソファーへ向かった。
つかまり立ちが前日よりも早くなってる。
そしてドスンとしりもちをつく代わりに
ゆっくり、ゆっくり、ひざを曲げてしゃがむ
覚えてたんだ。すごいね~。楽しいね~。
昨日と違ったのは
にっこり可愛い笑顔を見せた後
またそのしゃがんだ姿勢から
そのまま立ち上がろうとしたこと。
新しいことを覚えるのはもちろん楽しい
そしてそれが出来たら、そこで満足するのではなく
すぐに新しいことにチャレンジする。
小さなアスリートは勤勉だ。
数回やると、また他へ移動。
大人に遊んでもらうことも、もちろん好き。
でも、その日は、ちょっと前日とは違った。
少し床上で遊ぶと、またソファーへ移動し
しゃがんでは、立ち上がる、を
5回、10回、と繰り返してた。
かな~り深くしゃがむ、超絶大変なスクワット!
大人が真似しようものなら翌日筋肉痛間違いなし。
そして、驚くことに夜寝るまで
一人で何度もソファーへ向かい、
ときに喜びの雄たけびを上げながら
スクワットを繰り返した。
軽く100回は越えただろう。
周りにいた人は、その姿を見守りながら
小さな背中が上下するたびに
イチ、ニ! イチ、ニ! イチ、ニ!
ニコニコしながら手拍子とともに
あたたかい声援を送り続けた。
ソファーでのスクワットトレーニングの成果は
その少しあと?’(どのくらいだったか忘れたw)
別の場面で披露された。
玩具で遊んでいてしゃがむ姿勢をとったり
つかまり立ちしたあと、手をはなしてそのまま
床に一人でしゃがむことができるようになり…
そして、また別な日
床でしゃがむ姿勢で遊んでいて そろりそろりと
一人でそのまま立ち上がれるようになったのだ
お~!!一人で立ち上がった!!
やんや、やんや、の大喝さい。
小さなアスリートもまた満面の笑み
人間が二本足で立って移動するまでの過程
その一コマ一コマが、
とても愛おしく、素晴らしい。
小さなアスリートは、
これからも沢山のことに、意欲的に取り組む
楽しみながら、自ら挑戦し、
ときに危なっかしく、大人をひやひやさせながらも
着実に自分を成長させていく